「今の仕事をやりたくない..。」
「やりたい仕事がない。でも、生活のためには仕事しなきゃ…。」
「やりたい仕事って、どうやったら見つかるの?」
と悩んでいる方、
やりたい仕事を見つければ日々の生活にも充足感が出てきて、人生が豊かになっていきそうですよね。やる気があふれる結果、収入アップという結果が待っている可能性だって高いです。
私自身、これまで約20種類のアルバイトと、大手・中堅・ベンチャーと3種類の正社員の仕事をしてきました。国内と海外での勤務経験もあります。
その中で、現在は「やりたいこと」に出合えて、仕事としても収入としてもそれなりに満足のいく生活を送っています。
そこで、この記事では
- 「やりたい仕事」を探す5つのステップ
- 「やりたい仕事」を見つけるまでの、私の実体験
について、なるべく具体的にご紹介をしていきたいと思います。
やりたい仕事を探す5つのステップ
まず、やりたい仕事を見つける方法を5つのステップでご紹介します。
- 書き出して、現状をつかむ
- どんなライフスタイルにしたいかを考える
- 誰の役に立ちたいかを考える
- 複数の仕事を経験する
- 転職エージェントを活用する
まずは紙とペンがあれば今すぐ始められます。お金もかかりません。
1. 書き出して、現状をつかむ
- やりたいこと・好きなことを書き出してみる
- やりたくないこと・できないことを書き出してみる
という順番で紙に書き出してみて、実際の現状をつかみましょう。
ポイントは紙に落とすことです。自分の頭の中から一度出すことで、考えを客観的に見ることができます。
まずは現状を書き出して「なにをやりたい/やりたくないんだったっけ?」というところから考えていきましょう。
2. 「どんなライフスタイルにしたいか?」から考える
普通の仕事であれば1日のうち3分の1(8時間)はその仕事に使うのが一般的ですよね。
そのため、仕事選びはある種ライフスタイル選びとも言えます。
「どんなライフスタイルを送りたいのか?」
例えば
- 空気の綺麗な田舎で暮らしたい
- きらびやかな大都会で暮らしたい
- 最低限の生活費を稼ぎつつ、のんびり暮らしたい
- 若いうちに大金を稼いで、早く引退したい
などなど、様々な考え方があると思います。そしてどれも正解・不正解というものはありません。
自分にとっての理想の生き方/ライフスタイルを考えながら、それ適した仕事を考えるのも、やりたい仕事に近づく方法です。
20代でも、30代でも、40代でも、はたまた高校生でも。早く考えはじめておき、何度も振り返るのが重要です。
3. 「誰の役に立ちたいか」を考える
仕事の作業そのものは好きであっても、一緒に働きたくない/喜ばせてあげたいと思えない人のために働くと、その仕事はどんどん「やりたい仕事」から離れていきます。
「何をするか」も大切ですが、「誰とするか」も注意して仕事選びをすることをお勧めします。
4. 複数の仕事を経験する
結局実際に働いてみないとわからないことはとても多いです。
とはいえ、もしいきなりの転職が怖い場合もありますよね。その場合は、まずは小さくアルバイトや副業としてはじめてみるのがおすすめです。
今は副業OKの会社も増えています。
副業は禁止だとしても、最初はボランティアとして試してみることも可能。
ひとまず自分以外のだれかの反応を見ながら、「これは自分のやりたい仕事なのか?」を探っていくこともやりたい仕事には必要なことです。
5.転職エージェントを活用する
今すでに会社で働いていて、やりたい仕事を探しているかたであれば、転職エージェントを利用するのもよいかもしれません。
転職エージェントは、
- 自分に合った企業を紹介してくれる
- 面接・ES・志望動機などの書き方にアドバイスをもらえる
- 転職にあたって必要な雑務を代行してくれる
など、あなたの転職をサポートしてくれる強い味方です。
やりたい仕事を探す場合、なかなか相談できる人がおらず、つい一人で孤独に進めてしまうのもわかります。
ですが、転職エージェントは業界の情報や、どういう人がどういう仕事に向いているかに詳しいです。また、あくまで客観的な意見を出してくれます。彼らのような人々にも手伝ってもらうのがおすすめです。
まとめると、
- 書き出して、現状をつかむ
- どんなライフスタイルにしたいかを考える
- 誰の役に立ちたいかを考える
- 複数の仕事を経験する
- 転職エージェントを活用する
がやりたい仕事を見つける方法です。まずは1つずつ試してみてくださいね。
実体験:私はこうして「やりたい仕事」を見つけた
ここからは私が実際にどうやってやりたい仕事を探したのかについて、ここまでご紹介したステップに合わせてご紹介をいたします。
書き出して気づいたのは「自分にとっての重要な要素」
私自身、やりたいこと/やりたくないことは頭の中には何となくありました。
ただ、紙に書き出すと、自分の頭の中を客観的にみることができることはわかっていたのですが、実際に書き出してみると、一つの内容に引っ張り出されて、思ったよりも多くの情報が出てきました。
そして似ているものをグループ分けすると、教える仕事がしたい・空気の綺麗な田舎で働きたいという、自分の中の重要な要素が出てきたのです。
自分の理想ライフスタイルをじっくり考えた
自分の場合は「1.書き出して現状をつかむ」で同時に書き出してしまったのですが「どういう人生をおくりたいか」については自分の軸になる部分なので、しっかりと考えました。
その結果、
・自分の好きな場所を転々としたい
・朝はゆっくり過ごしたい
・その時独に応じて仕事相手、仕事量を自分で選びたい
という「自分の幸福にとって」何が重要なのかをじっくりと考えることができました。
要領良くないが、誠実な人に役立ちたい
私自身は割と要領よく生きてきたタイプの人間なのですが、それは何をするにも必ず効率的な方法を工夫してきたところにあると思っています。
どんな分野においても、
・うまい人を何人も分析する
・自分にあてはめて実践
・結果を分析して再挑戦
というような工夫をしてきました。
一方「一生懸命誠実に頑張っているのに、やりかたが上手でないためにうまくいってない人」が一定数います。でも、そんな方々の役に立てる仕事がしたいと考えるようになりました。
従業員2万人の大企業~従業員8人のベンチャー企業まで複数の仕事を経験する
ここまで色々なことを考えたうえで、様々な仕事を実際に行ってみました。会社の規模も様々、地域も様々、種類も様々です。
・初めは大企業で(東京~大阪)
・次は中堅企業(上海)
・最後にベンチャー企業(東京)
という流れでした。
仕事内容が思っていた感覚と違い、戸惑ったことも何度もあります。
ただ、「今は様々な働き方の実験中」と考えていたおかげで、途中で歩みを止めずに色々と試すことができたました。
「人に話すこと」で頭を整理する
自分自身は複数の仕事を経験仕様とする中で何度か転職エージェントに相談をしました。
想定外だったのは「人に話すこと」で思った以上に自分の考えが整理されるということです。
アドバイスはもちろん有益でしたが、それ以外にも沢山の効果があるので「(転職エージェントに)話す」というのは、おすすめです。
100%満足するようなやりたい仕事はない。妥協点を見つけよう
ここまで、やりたい仕事を見つけるための方法をご紹介しました。
しかし、世の中に100%やりたいと思える仕事はそうそうありません。
そのため、やりたいと思える仕事を見つけたあとに大切なのは、仕事の短所を考えないことです。
ときには妥協するポイントを見つけることも、望みの仕事に出会うには大切になってくるかもしれません。
